当院では、ギャンブル依存(ギャンブル障害)外来を設けており、ギャンブルとの付き合い方に関する専門的な治療を行っています。
また、ギャンブルに関するお悩みや受診に関するご相談も随時受け付けておりますのでお気軽にご連絡ください。
ギャンブル依存とは、ギャンブル等にのめり込むことによって、日常生活や社会生活に支障が生じている状態のことをいいます。
このようなことでお困りの場合は、独りで抱え込まず、まずは当院にご相談ください。
当院では、専門医による診療に加えて、専門治療プログラム『K-GIFT(ケーギフト)』や、「社会的治療」の一環として、エキスパートスタッフによる経済的な問題の解決へのサポートも行っています。
また、ギャンブルに依存してしまう背景に、精神疾患や発達障害等が影響している場合もあります。心理検査等も提案させて頂き、専門医が慎重に判断させて頂きます。背景要因の疾患や障害の影響が考慮される場合には、適切な治療や支援を行いながら、ギャンブルとの付き合い方について一緒に考えていきます。
ギャンブル依存は適切な支援につながることで回復可能な疾患です。一方で、やめたいという意思だけでは回復しづらく、時間の経過とともに問題が深刻化していく傾向にあるため、できるだけ早く治療を開始することが大切です。
ご本人の来院が難しい場合は、ご家族のみでのご相談もお受けしていますのでお気軽にご連絡ください。
※上記以外のギャンブル性のある分野についても対応しております。
明らかな障害や苦痛を引き起こす、持続的かつ反復性のある問題ギャンブル行動があり、過去12か月に上記9項目のうち4項目以上が該当すれば診断される。
各質問に0~3点(0:まったくない, 1:時々, 2:たいていの場合, 3:ほとんどいつも)で回答し、合計点を計算してください。
0点 | 非問題ギャンブラー (non-problem gambler) |
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1~2点 | 低リスクギャンブラー (low risk gambler) |
3~7点 | 中等度問題ギャンブラー (moderate) |
8~27点 | 問題ギャンブラー (problem gambler) |
精神保健福祉士(MHSW)がこれまでの経緯を伺います。
ご家族への聴取と並行して、心理師がご本人と関わりながら、様子を観察させていただくことがあります。
医師が診察を行います。困っていること、心配なことなどをご相談ください。
心理検査のご希望を伺います。ご希望があった場合は心理師が検査についての説明をおこないます。
疑問点などはお気軽にご質問ください。
継続受診のご希望があった場合は看護師が第2回受診の予約調整をおこないます。
当院では、ご本人の特性や状態についての理解の一助となるように、心理検査を実施する場合があります。検査の結果がすべてではありませんが、ご本人やご家族に合った支援方法や、強みや可能性を最大限に活かせるような生活上の工夫、困難な状況から抜け出す手立てを探す際のヒントとして役立てることが可能です。
当院ではご本人・ご家族のお悩みに合わせて、様々な検査をオーダーメイドで組み合わせて実施しています。検査内容は「お悩みの内容」「検査にかかる時間」「ご本人・ご家族のニーズ」などによって組み合わせが変わりますが、大きく分けると次のような検査があります。
知的な理解力や判断力、得意なことや苦手なことなどの特徴について把握することができます。
発達・成長の道筋の中で、現在のご本人がどの段階にいるのかを知ることができます。また、ご本人の発達(発達障害(ASD、ADHD、LD))特性についても把握することができます。
パーソナリティ(性格 / 考え方・行動・対人関係のパターン)の特徴や、現在の心の状態などについて理解を深めることができます。
まずはお電話にて
お気軽にご連絡ください
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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受付時間 | 受付時間 8:30~17:00 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
診療時間 | 診療時間 9:00~17:00 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
面会時間 | 面会時間 9:30~16:30 |
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専門外来(子どもの発達外来・ゲーム依存・ギャンブル依存・アルコール依存・ひきこもり 他) 外来診療 |